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カテゴリ:気管支喘息
「微熱と咳で眠れないんです」
「鼻粘膜真っ赤に腫れてますね」 「咳喘息って言われてます」 「冷え症の副鼻腔気管支炎ですね」 「微熱がずっと続いてるんです」 「微熱しか出せないんですね」 10代後半から入浴後に体部小発赤疹が、20代後半から5月と10月に咳の多かった36才の男性。 3年前から咳嗽が強く、近医で「咳喘息」といわれたがアドエア吸入しても改善しないので、亀クリを受診しました。36.8℃、SpO2:97% 鼓膜と咽頭の軽度発赤および鼻粘膜の強い腫脹充血を認めましたので「冷え症」の「副鼻腔気管支炎」を疑い検査しました。 父36才:IgE:304、杉4(20.5)、ダニ3(8.07)、HD3(6.51)、ヒノキ3(4.10)、蛾2(3.14)、イネ科2(1.49)、ブタクサ0.15、カビ・猫・犬≦0.10イムノカードマイコプラズマ抗体(-) 本人は「微熱がある」と言ってましたが「微熱しか出せない冷え症」と説明して、補中益気湯+オゼックス+キプレス+エピナスチン+アンブロキサール+エンピナースで、すっかり良くなってしまいました。 補中益気湯が気に入って、再診時は、長男も検査ご希望でした。 長男は頬の発赤ガサガサと軽度鼓膜発赤と咽頭扁桃の腫脹および鼻粘膜の強い腫脹充血を認めました。 長男1才11ヵ月:IgE:85、卵白2(0.75)、ミルク1(0.45)、小麦0.15、ダニ0.14、HD0.10、カビ・ヤブカ・大豆・サバ・黄色ブドウ球菌≦0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 長男は、ジスロマック内服とラベンダー軟膏で、良くなってしまいました。おそらく父も経過のどこかでマイコプラズマ(+)があったに違いありません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年12月18日 21時00分48秒
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