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カテゴリ:蕁麻疹・紅斑・紫斑
「蟹の検査をしてください」
「手と腕は紅斑・下肢は紫斑ですね」 「小青竜湯が効かないんです」 「ミミハナノド赤いですね」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 居酒屋で調理師をしている29才の男性。10日前からクシャミ鼻汁があって小青竜湯を内服したら、手足が真っ赤になったので受診しました。 以前から調理のときに蟹で手が痒くなることがあったそうですが、4・5才の時に喘息、8才から鼻炎の既往もあります。 上肢は紅斑、下肢は紫斑、鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 29才:IgE:704、ダニ5(75.0)、HD5(61.0)、蛾3(7.27)、黄色ブドウ球菌2(2.28)、イネ科0.26、ブタクサ0.20、杉0.16、カビ0.11、シラカンバ・猫・カニ<0.10、UA7.2、TG203、Tcho220、LDL148、HDL49 マイコプラズマ感染によるアレルギー性紫斑病と思われましたが、ミノペン+デカドロン点滴+ジスロマック+エピナスチン内服で良くなってしまいました。 紫斑病も喘息も冷え症のアレルギーだからね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年12月25日 21時34分15秒
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