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カテゴリ:冷え症
「こじらせる前に受診しました」
「冷え症のアトピー体質ですね」 「冷え症なんですか?」 「口唇も手も霜焼けあかぎれです」 「私も冷え症なんです」 「解熱剤やめて補剤処方くらいかな」 「解熱剤使ったことありません」 「え?これに解熱剤入っているよ」 「え?え?ええ??」 昨年10月にカゼが長引いて治らなかった9才の女の子。 今回は、2・3日前から咽頭痛・頭痛・便秘があるので、早めに受診しましたが、口唇ガサガサと手指の腫脹を認め、鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹を認めましたが、36.4℃しかないので、「冷え症のアトピー体質」として「喘息の説明」をしたら、「解熱剤は使ったことがありません」と言い張ります。 処方箋を見たら「熱もないのに」母は「ロキソニン」を児は「カロナール」を、熱もないのにずっと混ぜられておりました。 9才児:IgE:860、ダニ3(7.43)、HD3(4.41)、杉2(0.70)、蛾0.31、イネ科・カビ・ブタクサ・シラカンバ・猫犬<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 45才母:IgE:7、杉・ダニ・HD<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 冷え症に対し、児には黄耆建中湯を、母は臍上悸が強いので加味逍遙散を処方しました。 念のためジスロマックも処方しましたが「解熱剤は絶対に使わないでね」「開業医は熱がなくても解熱剤混ぜるからね」「市販の風邪薬も解熱剤だからね」熱すら出せない母娘は嫌な顔をしておりました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月03日 23時51分22秒
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