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カテゴリ:食物アレルギー
「強酸性水はまだありますか?」
「全部飲んでしまいました!」 「え?えええ?」 「良く効きました!」 「今日からは皮膚を拭いてください」 「飲むんじゃなかったんですね?」 「・・・」 昨年6月から、薄毛の薬、オーガニック化粧品、パインジュース、石鹸、お好み焼きの海老、鮭のマリネで湿疹↑↓して皮膚科に通院していた78才の女性。 10月頃から首・顔の発赤が↑↓改善せず、皮膚科で2週間前に検査されたが「説明がない」と受診しました。 2ヵ月前:IgE??、キウィ27.9、グレープフルーツ6.25、桃3.19、アボカド2.40、マンゴ1.45、シラカンバ0.55、オレンジ0.48、ラテックス0.48、メロン0.18、グルテン0.10 前夜37.0℃、眼脂、頬と首に紅斑、鼓膜および咽頭の軽度発赤と鼻粘膜の強い腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 1ヵ月半前:IgE:812、ブタクサ4(18.6)、杉3(7.79)、イネ科2(2.35)、トマト2(0.96)、ジャガイモ2(0.80)、ピーナッツ0.20、豚肉0.10、エビ・サケ・イカ<0.10 抗生剤などの薬物は「嫌い」とのことでしたので、毎回ほぼ話だけ。 食事指導+環境整備の説明と、少しずつ薬を変えて、結局、漢方薬も合わず、強酸性水消毒+レスタミン軟膏+インタール点眼だけ合ったようで、徐々にきれいになりました。 1ヵ月半ぶり:IgE:567、バナナ3(3.84)、サツマイモ2(1.50)、ニンニク2(1.44)、ダニ2(1.44)、HD2(1.34)、イチゴ2(1.13)、胡麻2(1.02)、小麦2(0.90)、大豆1(0.61)、ヤマイモ0.32、蛾0.24、卵白・ミルク・ビール酵母・サバ<0.10 かなり落ち着きましたので「強酸性水まだありますか?」と聞いたら「全部飲み切りました!」とのことでしたので「皮膚につけてね」と説明しました。 強酸性水を飲んできれいになった人は初めてです。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月02日 02時39分43秒
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