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カテゴリ:アトピー
「検査してください」
「良くなってますね」 「食べていないのに何で上がるんですか!!」 「下がってますけど・・・」 生後6ヵ月から顔~全身ガサガサの8才の女の子。 4年前に「2週間前からひどい」「先月の血液検査ではダニHD陽性だった」「ステロイドは絶対に使いたくない」と亀クリを受診しました。 診るからにカビバイ菌だらけでしたが、木酢浴、雑穀食、玄米食にはまっている母で、脱ステ派・漢方希望(免疫力を高めたい)、児は絶対にのどを診せません。もちろん採血もさせません。 ご要望通り、強酸性水消毒+ラベンダー軟膏+黄耆建中湯を開始しましたが、どんどんひどくなります。抗真菌剤も抗生剤も無効で、あまりの痒さに児は泣きわめきます。ステロイド剤をお勧めしたが、母は頑なです。父親も交えて「ステロイドの毒よりも心の毒の方が強い」ことを説明し、何とか試させていただけました。 アルメタとロコイドとキンダベートとプロトピックを試したら、アルメタが最も有効で、アルメタ2倍 ⇒ 3倍 ⇒ 5倍と希釈しつつ、桂枝茯苓丸(デトックス)+ラックB(プロバイオティクス)を併用したら、徐々に良くなってきました。 緑色のキウイを初めて食べたら?声が出なくなり・顔・腹部・四肢に発赤ブツブツ掻痒あり。 何とか説得して血液検査。 4才11ヵ月:IgE:1108、ダニ6(383.0)、キウイ2(2.12)、黄色ブドウ球菌2(1.91)、カビ・小麦・米・胡麻・ピーナッツ・大豆・ビール酵母・リンゴ・サバ・ピティロスポリウム・イネ科・雑草・杉・ソバ・トマト・ジャガイモ・イチゴ・バナナ・桃≦、TARC:1770 その後すっと血液検査を拒否しておりましたが、かなりきれいになり、なぜか、4年ぶりに検査に来ました。 8才8ヵ月:IgE:215、ダニ4(48.1)、HD 4(41.5)、キウイ2(0.85)、黄色ブドウ球菌0.30、マラセチア0.21、イネ科・ブタクサ・シラカンバ・杉・犬・大豆・蛾・ヒノキ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) IgE1108 ⇒ IgE:215、ダニ6(383.0) ⇒ ダニ4(48.1)、キウイ2(2.12) ⇒ キウイ2(0.85)。下がってますね◎と褒めたら、母が切れました「なぜ食べていないのに上るんですか!?」「え?下がってますが」「上がっているでしょう!!」どうやら、まったく食べなければ、ただちにゼロになると思い込んでいるようです。説明はあきらめました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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