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カテゴリ:インフルエンザ
「インフルエンザの検査してください!」
「え?4日前にA(+)だったけど?」 「また熱が出たんです!!」 「インフルエンザは2峰性の発熱です」 「検査してください!!!」 「検査してもA(+)に決まってますよ」 「いいから検査してください!!!!」 「A(+)RSV(-)アデノ(-)です」 「鼻汁培養の結果は後で電話で聞きます」 「肺炎球菌(1+)でした」 生後から、なにかにつけて「原因は?」「検査は?」と食い下がる生後10ヵ月の男の子の母(N村ブラック患者のNo.3)。 モンスター母で、面倒くさいので、何でもしてあげます。 生後7ヵ月:IgE:5、HD・卵白・ミルク・タラ・小麦・ピーナッツ・大豆・ジャガイモ・リンゴ・イカ<0.10、Hb8.6、Ht28.1、RBC442、MCV64、Fe18、UIBC439 4日前に熱39℃あって受診しましたが、インフルエンザ抗原A(+)でした。1才未満でしたので、タミフルの効能と副作用を説明して、2回分だけ処方しました。 いったん解熱しましたが、また本日38℃あって再受診しました。インフルエンザが2峰性の発熱であること説明しましたが納得しません「B型ではないのか?」「RSVではないのか?」「アデノではないのか?」N村は煩いので検査しました「A(+)B(-)RSV(-)アデノ(-)です」やっと黙りました。 後日電話が来ました。鼻汁培養:Branhamella catarrhalis(2+)、 H.influenzae(1+)、PISP(1+)、でした。モンスターとクレーマーの宝庫N村。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月20日 23時42分50秒
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