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カテゴリ:花粉症
「2週間前から鼻汁と咳嗽がひどくて」
「ハナノド真っ赤ですね」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 生後11ヵ月から背部にブツブツがあって2年前の4月。1才0ヵ月で受診したことのある男の子。 鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認め、両親花粉症で父魚アレルギー、母小児喘息の既往がありましたので、簡単に「アトピー性皮膚炎」の説明「花粉症も喘息もアトピーです」をしました。 1才3ヵ月に「トマトを食べたら口の周りが赤くなった」と再受診しましたので、トマトと杉花粉は交差性があることを説明しました「杉花粉症の親は妊娠中から生トマト控えてね」「トマトの児も将来は将来杉花粉症決定です」「4月に背部ブツブツ出たのも杉花粉怪しいね」。。。 1才3ヵ月:IgE:110、卵白2(2.27)、トマト2(0.75)、バナナ1(0.51)、ミルク1(0.38)、ダニ・HD・小麦・大豆・サケ・サバ≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 杉花粉とトマト、ブタクサ花粉とバナナが交差性があることを説明したら、両親も検査してくださいました。 父(2年前27才):IgE:116、イネ科4(18.8)、杉3(9.93)、ブタクサ・シラカンバ・HD・猫・サバ・アニサキス≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 母(2年前27才):IgE:42、杉3(9.44)、ヒノキ1(0.58)、イネ科・ブタクサ・ヨモギ・シラカンバ・ダニ・HD≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) その後、食生活と環境に気をつけたら、調子がよく。 しばらく来ないな、と思ったら、やっぱり春に来ました。 2週間前から鼻汁・咳嗽があって受診しましたが、鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 3才0ヵ月:IgE:131、杉2(2.35)、卵白2(0.77)、バナナ1(0.37)、ダニ0.33、小麦0.30、ミルク0.21、トマト0.17、胡麻0.10、大豆・ジャガイモ<0.10 毎春、カゼがこじれる児は、やっぱり杉花粉症だね。数値が上昇するのは6才以降だけどね。 3才で杉花粉(+2)なんて、恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年05月18日 22時26分47秒
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