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カテゴリ:マイコプラズマ
「2ヵ月前から全身蕁麻疹が良くならないんです」
「ミミハナノド赤いですね」 「いつもと同じでしょうか」 「マイコプラズマ(+)です」 4年前に「3ヵ月前からのイボガエルニキビが治らない」と受診したことのある31才の女性。父花粉症。 首から上が重症ニキビ>首から下が紅斑で、鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の強い腫脹充血を認めましたので検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 27才6ヵ月:IgE:240、HD4(28.9)、杉2(2.39)、ヒノキ2(2.18)、猫1(0.43)、イネ科・雑草・カビ・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌≦0.34 症状はジスロマック内服で良くなってしまいました。 3年前夏にも顔が真っ赤で受診しましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。鼻炎扁桃炎中耳炎に伴う紅斑でしたので、ジスロマック内服で良くなってしまいました。 28才7ヵ月:IgE:464、マラセチア2(0.86)、シラカンバ・トリコフィトン≦0.34、抗核抗体<40 今年も「2ヵ月前から全身蕁麻疹が治らない」と受診しましたが鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 31才4ヵ月:IgE:267、ダニ4(27.4)、HD4(27.3)、杉3(7.20)、ヒノキ2(3.46)、マラセチア1(0.40)、猫0.22、蛾0.20 症状はアジスロマイシン内服で良くなってしまいました。 毎年、夏になると悪化するので、日光過敏症が疑われます。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年05月30日 00時25分11秒
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