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カテゴリ:アトピー
「幼児湿疹が治らないんです」
「アトピー性皮膚炎ですね」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 2才から全身ガサガサの5才の男の子。近医で「乳児湿疹」の診断でステロイド塗布しているが「治らない」「不眠」「来年入学」「全身痒くて落着きがない」と受診しました。父の母喘息・杉花粉症、父ブタクサ花粉症。 鼻粘膜の強い腫脹充血を認め、年末に悪化、3月にさらに悪化、夏季は膿痂疹だらけとのことですので、検査をさせていただきました。イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 5才5ヵ月:IgE:90、HD3(14.0)、ダニ3(13.6)、杉3(4.31)、ミルク0.17、イネ科・卵白・小麦・大豆・ ジャガイモ・リンゴ<0.10 とりあえず、大好きなパンとお菓子を減らしてもらい、強酸性水消毒のうえ、アジスロマイシン+メキタジン内服+非ステ(NSAIDS)塗布で、かなり改善してきました。 診た感じがカビっぽいので、次回はカビの項目も検査かな?。3年間strong塗ってるしね。恐い恐い。 幼児湿疹というのは病名ではありません。「乳児に湿疹が出ている」という状態名です。「家の幼児に湿疹が出ています」と受診して「幼児湿疹」ですと言ったらバカ医者です。湿疹の中身を説明するのが医師の役目です「1型アレルギーのアトピーです」とか「4型アレルギーです」とか「ブドウ球菌感染症です」とか説明があれば医師です。 カゼ引いて受診して「カゼです」って言われるくらい低レベルだね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月08日 02時04分25秒
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