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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2014年05月23日
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カテゴリ:食物アレルギー
「食物アレルゲン検査してください」
「え?今更?」
「イクラもしてください」
「イクラ??」
 妊娠中にイクラにはまった母。生まれた児が、生後3ヵ月から頭・顔・首・体部の発赤ガサガサがあって、ザジテン内服・スピラゾン軟膏が効かないので5ヵ月半に亀クリを受診しました。父小児喘息、母アレルギー鼻炎ヒノキHD。
 どう診てもアトピーなので、1時間ほど食事指導して除去食+インタールをお願いしましたが、ス剤を減らす努力は嫌いなようで、断られ、その後受診しませんでした。
 生後「6ヵ月過ぎたら血液検査ね」も来ませんでしたが、なぜか、4才3ヵ月で顔と手が真っ赤になり「園で溶連菌」と言われ受診しました。溶連菌ではなく、マイコプラズマ感染でしたが、そのついでに検査したら、母はビックリ。
 4才3ヵ月:IgE:1114、ダニ6(283.0)、HD6(276.0)、シラカンバ3(4.39)、杉2(1.86)、ヒノキ1(0.59)、蛾0.33)、イネ科0.25、ブタクサ0.19、カビ・黄色ブドウ球菌<0.10
 重症アトピーと知って、びっくりした母は、今更!、4年前に行うはずだった「食物アレルゲン検査を!」しに来ました。
 4才5ヵ月:IgE:1381、イクラ3(11.8)、卵白2(1.08)、バナナ2(0.84)、胡麻2(0.78)、小麦1(0.68)、ミルク1(0.55)、ジャガイモ1(0.42)、エビ1(0.41)、ピーナッツ1(0.38)、大豆1(0.38)、クルミ0.22、豚肉0.10
 息子が「食物アレルギー」と知った母は、今更、4年前に拒否した「インタール」の処方を希望しました。
 インタールは、食物アレルギー専用の抗アレルギー剤です。食前に内服すると腸粘膜の穴をふさいで、食物アレルゲン(十分に消化されていない大きな蛋白分子)はカットし、栄養分(十分に消化された小さな分子)は吸収と交通整理した後99%便に排泄されます。
 ふつうは、乳児期に除去食+ンタールでせっせと食物アレルゲンを減らし、腸粘膜が丈夫になる1~2才過ぎると不必要になります。たいていは入学までに何とかなっており、亀クリでインタールを内服している小学生は、現在4名だけです。緩める・中止する時期に除去食+インタールを始めるなんて。恐い恐い。

 2014-01-13 01:44:46

 飛騨名物「イクラ」にはみんなはまります(><)





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最終更新日  2014年06月22日 00時40分52秒
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