|
カテゴリ:食物アレルギー
「アトピーの説明してもいいですか?」
「妊娠中気をつけてました」 「玄米と豆乳はADに×ですよ」 「・・・」 妊娠(SS)中に玄米と豆乳にはまった母。 生まれた女児の顔が真っ赤に腫れ。ジクジクのアトピーだったので、亀クリを受診しました。父鼻炎母杉花粉症。 どう診ても重症AD+皮膚感染症だったので、1時間食事指導のうえ、強酸性水消毒+非ステ+インタール内服を開始しました。鼻汁培養:MSSA(2+) まあまあ良くなったので血液検査をしました。 生後6ヵ月:IgE:1110、卵白6(448.0)、ジャガイモ5(85.5)、ミルク4(49.7)、大豆4(30.5)、小麦3(6.86)、リンゴ3(3.90)、カボチャ3(3.52)、米2(2.76)、HD2(2.52)、アーモンド2(2.48) 数値が意外に高かったので、母はびっくり。 玄米を食べて健康になりましょうというのは嘘です。玄米が食べられるくらい健康な体を作りましょうというのが正しいです。 イネ科の花粉症や米アレルギーが無くて、腸が丈夫になって、アトピーが治って、良い玄米が手に入ったら、試みる価値が無いことはありません。必要もありません。 もし親がイネ科の花粉症ならば、パン・玄米・餅・は良くありません。 国土が汚れ過ぎているので、良い玄米を手に入れることも、至難の業です。 普通の食生活(悪いモノを減らす)をしていると普通の児が生まれますが、変なものにはまると変な児が生まれます。 たいていは、お腹の中の児のために良かれと思って増やした分が裏目に出ます。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食物アレルギー] カテゴリの最新記事
|