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カテゴリ:マイコプラズマ
「1年前からステロイド塗ってるんです」
「顔と唇腫れてますね」 「1ヵ月前から薬が効かないんです」 「ハナノド赤いですね」 「毛虫でしょうか?」 「マイコプラズマ(+)です」 「バレエまでに治してください」 1年前から顔に発赤ガサガサのある11才の女の子(父蓄膿、母AD花粉症)。 1ヵ月前から顔~腕に発赤が拡がりステロイド軟膏が効かなくなったので亀クリを受診しました。 顔と口唇の発赤浮腫・頬部発赤ガサガサ・前腕・手部の粟~米粒大小発赤ブツブツおよび鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 11才1ヵ月:IgE:398、杉5(58.9)、ダニ5(57.8)、HD5(52.3)、猫3(3.52)、ブタクサ2(1.65)、シラカンバ2(1.43)、カビ2(0.93)、蛾1(0.59)、犬1(0.48)、イネ科1(0.41)、黄色ブドウ球菌0.19 症状はミノサイクリン+デカドロン点滴+アジスロマイシン+エピナスチン内服で良くなりました。 1年間もステロイド塗って検査も説明もないのは、さすが皮膚科(ペンキ屋)!、病名に関係なく全部同じステロイド! 急に効かなくなったら、たいていは感染症だよね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月06日 01時04分42秒
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