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カテゴリ:マイコプラズマ
「ヘルペスの治療だけしてください!」
「マイコプラズマ(+)です」 「猫だけ検査してください!」 昨日から頭痛・耳痛・倦怠・右乳房びらん疼痛、右頸部発疹、熱39.1℃を認める31才の女性「ヘルペスの治療をしてほしい」と受診しました。 ウィルスよりも大型のイボガエルと乳房炎と中耳炎はいかにもマイコでしたが「ヘルペス」という自己診断です。抗ウィルス剤の剤の点滴+内服+軟膏を処方しましたが、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 マイコの治療は拒否されましたが「アトピー検査は?」「猫だけ!」させていただけました。 31才3ヵ月:IgE:3187、猫3(11.6)、CRP2.94、WBC8170(Bas0.2、Eos2.4、Lymph10.0、Mono3.2 本人は小学校から全身アトピーで、6年前に妊娠6ヵ月で初診したときに「今からでも気をつけると児のアトピーが軽くてすむよ?」「説明はしなくていいです!」「カビバイ菌だらけなので殺菌消毒を?」「レスタミン軟膏だけください!」「IgE検査を?」「知ってるからいいです!」何もさせてもらえませんでした。 生まれた児は当然AD。説明も何もさせてもらえず、検査だけに来ました。 長男:1才2ヵ月:IgE:148、大豆3(4.56)、卵白2(3.09)、猫2(1.60)、ミルク2(0.92)、小麦1(0.52)、バナナ1(0.52)、ソバ1(0.40)、HD・ダニ・犬・オレンジ・サバ≦0.34 長男:2才11ヵ月:IgE:187、猫5(60.9)、HD2(1.38)、ピーナッツ2(0.80)、大豆1(0.61)、卵白1(0.49)、小麦1(0.41)、ミルク・バナナ・ソバ・ダニ・胡麻・サバ≦0.34 第2子妊娠中も食事指導はさせていただけず、出産後も、検査だけに来ます。 長女:生後6ヵ月:IgE:48、ミルク3(11.6)、卵白3(4.14)、猫1(0.37)、HD・小麦・大豆≦0.340 長女:1才0ヵ月:IgE:100、ミルク4(27.3)、チーズ4(24.7)、オボムコイド3(16.5)、卵白3(16.1)、猫3(10.3)、大豆2(1.37)、小麦1(0.43)、HD・ソバ・イチゴ・サバ・モモ≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 長女:1才9ヵ月:IgE:131、猫3(12.8)、ミルク3(16.4)、卵白3(6.11)、小麦1(0.54)、卵黄2(1.00)、チーズ3(14.8)、オボムコイド3(7.49)、大豆2(0.71)、バナナ1(0.60)、杉・ダニ・胡麻・ピーナッツ≦0.34、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 長女:2才8ヵ月:IgE:119、猫4(31.0)、ミルク3(6.61)、チーズ3(6.56)、卵白3(3.81)、オボムコイド2(3.28)、HD2(1.04)、小麦1(0.68)、卵黄1(0.58)、大豆0.28、ダニ<0.10 第3子:生後3ヵ月もアトピーっぽいですが、何もしてません。 医師法では、診断も検査も治療もすべて医師が決めることになっております。医師免許を持たないものは、診断名も検査名も薬剤名も口にすることはできません。何でも患者の言うとおりにしてしまう毒多ぁは医師として失格です。恐い恐い。 大型で立体的なのはやっぱマイコでしょ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月10日 23時52分10秒
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