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カテゴリ:アトピー
「体中痒いんです」
「病名は?」 「何も言われてません」 「超強力ステロイド(very strong)ですね」 「止めた方がいいでしょうか?」 「止められそうか検査してみますね」 数年前から胸・腋窩部に発赤掻痒、半年前から腰部・腹背部・首部・後耳介部の発赤掻痒があり病院でセレスタミン(strong)・アレロック内服、ザーネ・アンテベート(very strong)を塗布している44才の女性。ステロイドが不安になって受診しました。ふだん鼻炎・父花粉症。 鼓膜と咽頭の軽度発赤と強い鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 44才:IgE:1803、ダニ5(50.3)、杉4(44.0)、HD4(39.1)、ヒノキ3(6.04)、マラセチア3(5.80)、カビ2(2.08)、ピティロスポリウム1(0.69)、蛾1(0.35)、黄色ブドウ球菌0.25、イネ科0.21 見かけはそれほどではないものの、重症アトピー+皮膚感染症でした。 症状は、強酸性水消毒+オイラックスH塗布+桃核承気湯+アジスロマイシン+オロパタジン内服で、すっかり良くなってしまいました。 しかし、ただの鼻炎と皮膚掻痒症と思っていたのが、44才で重症アトピーと知ってビックリしてました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月14日 00時51分38秒
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