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カテゴリ:食物アレルギー
「イクラの検査してください」
「卵黄と同レベルですよ」 「イクラだけでいいです」 「給食で出ないでしょう?」 「イクラ大好きなんです」 生後4ヵ月から全身AD、2才から喘息の8才の男の子・母AD。 4年前に臀部~下肢発赤ジクジク皮膚感染症で受診「検査してほしい」したことがあります。 4才6ヵ月:IgE:1878、HD6(437.0)、ダニ6(429.0)、猫3(10.6)、杉3(5.87)、卵白3(4.55)、黄色ブドウ球菌3(3.70)、犬2(1.80)、米2(1.90)、小麦2(1.65)、カビ1(0.48)、ソバ・ピティロスポリウム≦0.34、TARC921 AD+皮膚感染症と思われましたので、強酸性水消毒+黄耆建中湯+簡単な食事指導をしました。学校では卵除去。その後4年間受診しませんでしたが、いびき、蓄膿、首・肘・膝裏発赤ガサガサ掻痒があり4年ぶりに受診しました。 鼻粘膜の強い腫脹充血と咽頭扁桃の軽度腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 8才3ヵ月:IgE:936、ダニ6(154.0)、HD6(145.0)、杉5(82.5)、イネ科3(9.74)、猫3(6.55)、イクラ3(5.12)、犬2(1.71)、卵白1(0.56)、ブタクサ1(0.39)、カビ1(0.36)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 学校給食では卵除去しているものの、家庭では除去していないようです。魚卵も鶏肉も好き放題食べてます。 卵白陽性の場合、卵黄も、魚卵も鶏肉も食べ過ぎは要注意です。 4年前に「卵黄・魚卵・鶏肉も要注意」「3ヵ月後再検査」と言ったのは全く覚えていないようです。恐い恐い。 飛騨で一番美味しいものは手の加わっていないお寿司。手を加えれば加えるほど不味い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月26日 00時44分35秒
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