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カテゴリ:口腔アレルギー症候群
「ナッツの検査してください」
「何か症状あるんですか?」 「口とノドが痒くなるんです」 乳幼児期にAD+食物アレルギーで卵・牛乳・大豆・小麦を除去していたことのある11才の男の子・弟卵×・両親花粉症。 3年前からナッツ類でOAS(Oral allergy syndrome:口腔アレルギー症候群)、犬猫で眼が痒くなるので検査して欲しいと受診しました。 鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 11才10ヵ月:IgE:657、杉6(157.0)、犬4(26.8)、ダニ3(7.77)、クルミ3(6.21)、イネ科1(0.35)、カシューナッツ0.33、蛾0.19、シラカンバ0.12、アーモンド0.10、ピーナッツ・ココナッツ<0.10 クルミ・ナッツ類除去の学校生活管理指導表を作成いたしましたが、結果説明の際に「シナモンでも痒くなる」とのことでした。 シナモンは検査項目にありませんが、シナモンはクスノキ科なので、次回はクスノキ科の「アボカド」や花粉や果物と近い関係にある「ラテックス」(ラテックス・フルーツ症候群)も検査する予定です。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月28日 01時41分46秒
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