|
カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「お尻から下肢がガサガサブツブツなんです」
「カビだらけです」 「どどうして?」 「ステロイド皮膚症です」 「デルモゾールはステロイド(strong)だったんですね」 乳児期から臀部~下肢のガサガサにデルモゾール(strong)を塗布している11才の女の子。兄AD、両親花粉症。 最近軟膏が効かず、分厚く黒ずんできたので亀クリを受診しました。 鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 11才7ヵ月:IgE:349、杉5(64.6)、カビ3(6.63)、マラセチア2(2.39)、ダニ2(2.04)、HD2(1.44)、猫2(1.15)、ピティロスポリウム2(0.78)、イネ科0.28、ブタクサ0.26、蛾・黄色ブドウ球菌<0.10 とりあえず、強酸性水消毒+非ステ+カビ軟膏(ケトパミンorマイコゾールorテルビナフィン)で様子を見ますが、いずれカビ内服(テルビナフィン錠)も必要となるでしょう。恐い恐い。 デルモゾールでカビだらけ+マイコ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月08日 01時32分56秒
コメント(0) | コメントを書く
[皮膚感染症・殺菌・消毒] カテゴリの最新記事
|