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カテゴリ:医療・制度・法律
「園のプールでかぶれたんです」
「家の水道水で洗顔入浴が大丈夫なら大丈夫ですよ」 「先にたらいで消毒されたんです」 「腰洗い槽はは不要なんですけどね」 生後4ヵ月から顔と臀部の発赤ガサガサがあり、生後5ヵ月から除去食+インタールを開始したG市の3才の男の子・母花粉症・ピアス×。 生後5ヵ月:IgE:17、卵白1(0.42)、ダニ・HD・ミルク・小麦・米・大豆・トマト・リンゴ≦0.34 生後8ヵ月:IgE:32、卵白2(1.90)、大豆2(1.08)、卵黄1(0.45)、ミルク・小麦・胡麻・ピーナッツ・ジャガイモ・鮭・鶏肉≦0.34 その後皮膚はすっかりきれいでしたが、久しぶりにH保育園のプールでお尻がかぶれたとのことで受診しました。 水道水の塩素濃度基準は0.1mg/L以上です。 プールの塩素濃度基準は0.4~1.0mg/Lです。 したがって、水道水で洗顔や入浴の大丈夫な児はプールも大丈夫です。 1番湯のふたを開けるとは塩素とトリハロメタンが多いですが、汚いオヤジがどぼんと入ると反応して塩素は消えます。2番湯からは大丈夫です。 プールも人が入ると塩素が消費されますので、濃度を維持するために塩素を足していきますが、問題ない程度です。 問題は腰洗い槽としてたらいに塩素を入れて消毒されたそうです。 22年前まであった腰洗い槽は、平成4年以来原則廃止となりました。 G市の山奥には文部省通達は届いていないのね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月25日 03時11分42秒
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