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カテゴリ:口腔アレルギー症候群
「とろろとバナナとパイナップルの検査してください」
「パイナップルの項目はありません」 「口が痒くなるんです」 「ミミハナノド赤いですね」 「給食で除去したいんです」 「検査で陰性でも書類は書けますので貰ってきてください」 乳児期から鼻炎喘息のある9才の女の子・両親鼻炎。 6才4ヵ月:IgE:14、杉2(0.70)、イネ科・雑草・カビ・ダニ・HD・猫・犬・卵白・ミルク・小麦・大豆≦0.34 8才5ヵ月:IgE:389、杉6(285.0)、ヒノキ3(15.7)、イネ科1(0.46)、シラカンバ1(0.35)、ブタクサ0.17、ヨモギ0.15、ヤマイモ0.14、ダニ・HD・犬0.10 とろろで口周囲が赤くなり、バナナとパイナップルで口・ノドが痒くなるので、学校給食で除去したいとのことです。 検査しなくても数値が陰性でも診断書は書けますが、鼓膜と咽頭扁桃の発赤および鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 9才10ヵ月:IgE:473、卵白1(0.58)、ピーナッツ1(0.37)、トマト0.29、卵黄0.25、バナナ0.24、大豆0.13、キウイ0.12、ヤブカ・犬・蛾<0.10 再確認したら、卵は嫌いでピーナッツは大好きとのことです。 OAS(口腔アレルギー症候群)なので、もちろん生活管理指導表は作成しました。検査陰性なので「隠れ型」だね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月14日 22時49分30秒
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