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カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「カビ内服と軟膏は効きましたか?」
「内服も軟膏も効きました」 「軟膏はどれ?」 「ゼフナートが良かったです」 「かなり剥けてきましたね」 「どんどん剥けるんです」 生後1ヵ月から全身ガサガサが石鹸中止と牛乳中止で良くなったT県T市の3才の男の子。 2才0ヵ月:アマゾンIgG:クラス5(ヨーグルト、チェダーチーズ)、クラス4(カッテージチーズ、カゼイン、卵白、牛乳)、クラス3(卵黄、グレープフルーツ、オレンジ、レモン、ブドウ)、クラス2(ホエイ、マグロ、スイカ、チリ)、クラス1(キウイ、メロン、ラム、アワビ、イカ、アボカド)、クラス0(牛、鶏、豚、リンゴ、バナナ、チェリー、ココナッツ、マンゴー、パパイヤ、モモ、パイナップル、イチゴ、ハマグリ、タラ、カニ、カキ、バラフエダイ、サケ、ホタテガイ、スズキ、エビ、カレーパウダー、ショウガ、マスタード、黒胡椒、バニラ)。 2才0ヵ月:近医:IgE:286、小麦0.33、卵白0.29、ミルク0.25、カゼイン0.22、ダニ0.11、卵黄・オボムコイド・ω-5-グリアジン≦0.10 なぜか亀クリを受診しました。 2才1ヵ月:IgE:381、鶏肉0.16、イネ科0.11、杉・犬・大豆・トマト・豚肉・オレンジ・リンゴ・サバ≦0.10 強酸性水消毒+ラベンダー軟膏でしばらく調子良かったのですが、先月全身ガサガサが悪化したので再検査しました。診るからにカビだらけだったので、カビ内服(テルビナフィン)とカビ軟膏(ケトパミンorマイコゾールorテルビナフィンorゼフナート)を処方しました。 2才11ヵ月:IgE:217、マラセチア2(3.27)、ピティロスポリウム2(1.25)、大豆1(0.36)、HD0.31、カビ0.17、犬0.17、卵白0.13、ミルク・小麦・カボチャ・黄色ブドウ球菌・オボムコイド<0.10、TARC2882、イムノカードマイコプラズマ抗体(-) 今日はテルビナフィン内服+ゼフナート軟膏+強酸性水消毒を追加処方に受診しました。やっぱりカビだったのね。恐い恐い。 AD+皮膚感染症 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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