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カテゴリ:食物アレルギー
「血液検査してください!」
「昨年末にしてますよね?」 「朴葉すしで苦しくなったんです」 「魚も大丈夫になってきたんですよね?」 「食べた後に走り回ったんです」 「EIAですね」 「食休みは大切なんですね」 「朴葉大丈夫でした?」 「家のあたりは蛾少なかったんです」 生後6ヵ月からAD・顔の発赤のある9才の男の子・両親花粉症。 生後11ヵ月:IgE:44、鱈1.85、胡麻1.01、鮭1.32、鮪1.51、鰈0.94、卵白0.85、ミルク0.75、米0.39、チーズ・小麦・トウモロコシ・蕎麦・エンドウ・カボチャ・スイカ・大豆・インゲン・豚肉・牛肉・人参・オレンジ・ジャガイモ・タマネギ・リンゴ・サツマイモ≦0.34 8才6ヵ月:IgE:207、ダニ4(30.0)、鮭3(9.69)、鮪3(8.45)、鯵3(3.93)、鱈2(2.92)、鰈2(2.33)、鰯2(1.97)、鯖2(1.20)、シラカンバ2(0.96)、胡麻1(0.68)、イネ科1(0.63)、イクラ0.32、ブタクサ<0.10 保育園~小学校と、魚・胡麻を除去をしておりましたが、先週、塩ます入りの朴葉すし2個食べた後走り回ったら呼吸困難があり、病院受診したが、何もしてもらえなかったので検査してほしいと受診しました。 すでに治まっておりましたので、検査のみしました。 9才2ヵ月:IgE:353、HD4(44.1)、ダニ4(43.9)、杉4(20.1)、鮭3(16.5)、鮪3(14.7)、ヒノキ3(5.86)、鱈3(3.98)、鯵2(3.16)、鰈2(2.72)、鰯2(2.08)、胡麻2(1.72)、鯖2(1.69)、イネ科2(1.59)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 運動誘発性喘息・アナフィラキシ(EIA:Exercise induced asthma/anaphylaxis)は普段大丈夫な食物アレルゲンが食後に運動すると腸管虚血→消化吸収不全→大きな蛋白分子(アレルゲン)のまま吸収されて、アレルギーを起こすものです。恐い恐い。 朴葉すしは鮭鱒入りチラシすしを朴葉で包んだ飛騨地方の郷土料理です。今年は朴の木の葉が毛虫(マイマイ蛾の幼虫)に喰われて穴だらけ。どこの家庭も朴葉すしが作れないとこぼしておりました「オーマイ蛾ッ」恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月20日 01時03分36秒
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