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カテゴリ:蕁麻疹・紅斑・紫斑
「1ヵ月前から蕁麻疹が消えません」
「ミミハナノド赤いですね」 「明後日運動会なんです」 「検査させてください」 「悪いモノは食べていないんですが」 「溶連菌(+)です」 1ヵ月前から全身蕁麻疹の治らない3才の女の子。近医の抗ヒスタミン剤・内服・軟膏で良くならないので亀クリを受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の強い腫脹充血を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 3才8ヵ月:IgE:12、ダニ2(2.22)、HD2(1.79)、イネ科・卵白・ミルク・小麦・大豆・サバ・蛾<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、抗生剤・CDTR-PI内服で、すぐに良くなってしまいました。 蕁麻疹は皮膚の直下の毛細血管に起きるアレルギーです。皮膚病ではありませんので、軟膏は効きません。 たいていは、カゼの初期症状が蕁麻疹(病原体がアレルゲン)という場合が多いので、感染症状・カゼ・扁桃炎が治れば、治ってしまいます。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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