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カテゴリ:マイコプラズマ
「顔と手首にブツが」
「血液検査陰性ですね」 「もう一度検査してください」 「母を検査したほうが情報が多いかも」 「胃もたれと生げっぷが酷いんです」 「空げっぷじゃないんですか?」 「生げっぷです。わかもと飲んでます」 昨年から体部カサカサがあり、1ヵ月前から右頬部と右前腕に虫刺様発赤疹のあるG市の1才9ヵ月の女の子。母花粉症。 1才4ヵ月:IgE:??、ダニ0.12、猫・牛乳・卵白・ピーナッツ・大豆・小麦・米・ソバ・アサリ<0.10 皮膚症状が改善せず、なぜか、再検査希望でG市から亀クリを受診しましたが、鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 1才9ヵ月:IgE:140、バナナ0.15、ダニ・HD・胡麻・エビ・トマト・豚肉・ジャガイモ・リンゴ・サバ<0.10 母に「隠れ型なので」「母の検査値が参考になる」と言ったら鼻粘膜の腫脹充血と腕部ガサガサを認め「胃もたれ」と「生げっぷ」があるとのことでした。検査させていただけました。 41才0ヵ月:IgE:382、イネ科4(34.7)、杉4(24.8)、ダニ0.18、ブタクサ・ヨモギ・シラカンバ・蛾<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 母子ともに諸症状の犯人はマイコプラズマかもしれませんが、イネ科陽性でしたので、イネ科(パン・玄米・餅・筍・トウモロコシ)控えめに、杉陽性でしたので生トマト控えめにお願いいたしました。もちろん将来は花粉症の確率が高いです。 今日は「生げっぷ」という言葉を初めて聞きました。以前は「カラげっぷ」という言葉も聞きました。普通のげっぷとは違うようです。24年経っても飛騨の医療用語はわかりません。恐い恐い。 虫刺様発疹はマイコ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月19日 08時51分33秒
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