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カテゴリ:食物アレルギー
「再検査してください」
「貝は何を食べてました?」 「アサリですが今は食べてません」 妊娠中に母がイカ食にはまり、生後5ヵ月から頭部カサカサ、顔発赤ガサガサの男の子・父春花粉症母春花粉症、3才姉AD。 1回目の検査が早すぎて陰性でしたが2回目の検査でイカ186.0(+6)は亀クリ最高値でした。 生後5ヵ月:IgE:17、ダニ・犬・卵白・ミルク・小麦・米・胡麻・大豆・ジャガイモ・サケ<0.10 1才0ヵ月:IgE:595、イカ6(186.0)、卵白5(57.7)、ミルク4(31.1)、小麦3(9.80)、HD2(3.32)、大豆2(3.31)、犬2(1.24)、豚肉2(0.75)、サバ1(0.63)、リンゴ0.14 1週間前から鼻汁・咳嗽、2日前夜38.3℃あり受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので検査したら、鼻汁培養:H.influenzae(1+)でした。 1才3ヵ月:IgE:203、イカ4(32.4)、卵白4(26.6)、アサリ3(15.5)、オボムコイド3(14.2)、ミルク3(8.56)、胡麻3(7.35)、チーズ3(6.65)、ジャガイモ3(3.95)、卵黄2(3.33)、豚肉2(3.07)、小麦2(2.48)、鮭2(2.23)、大豆2(1.34)、犬2(1.09)、HD2(1.01)、バナナ<0.10 高いながらも改善しておりました◎ イカは日本の漁獲高第1位の軟体動物で、魚介類の中では陽性になりやすいと言えます。 イカに近いものはタコと貝類の軟体動物です。 イカの軟骨が外側に来たのが貝殻と理解できますので、イカが陽性の児はタコと貝類にも注意が必要です。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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