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カテゴリ:鼻炎・中耳炎・気管支炎・耳鼻科
「昼過ぎから熱が」
「ミミハナノド赤いですね」 「何なんでしょう?」 「アデノウィルス(+)です」 1ヵ月前から鼻汁・鼻閉・両耳中耳炎で耳鼻科通院中の1才9ヵ月の女の子。父AD+鼻炎。今朝から咳嗽、14時から熱39.2℃あり受診しました。来院時39.8℃。 鼻粘膜の軽度発赤および鼻粘膜と咽頭扁桃の強い腫脹充血を認めましたので、検査したら咽頭アデノ(+)、インフルエンザ(-)、RSV(-)でした。 鼻汁培養では、ヒブとカタル球菌を検出しました:H.influenzae(1+)耐性なし、Branhamella catarrhalis(2+)AMPC/CCL(I)/CLDM耐性 父似の鼻炎娘の細菌感染を耳鼻科医が放置して、バイ菌が鼻⇒耳管⇒中耳炎になってしまったのを1ヵ月間ムコダイン内服だけで放置し、そこにアデノウィルス感染まで合併してしまったのでした。恐い恐い。 症状は、抗生剤CDTR-PI+LTRA内服追加で良くなってしまいました。 AD+鼻炎の父のIgE検査の話を出しましたがスルーされました。飛騨には、愛娘のために血液検査するオヤジは存在しません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月03日 10時24分59秒
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