|
カテゴリ:アトピー
「汗疹が良くならないんです」
「もう汗疹の季節・夏は終わりました」 「どんどん悪化するんです」 「ハナノド赤いですね」 「咳も出るんです」 「マイコプラズマ(+)です」 「少しだけ良くなりました」 「もう少し良くしたければ点滴します」 ・・・ 「背中の皮膚がきれいになっちゃいました」 「何か事件はありましたか?」 「高熱が3日間出ました」 夏6月頃から背部に発赤ガサガサ掻痒のある73才の男性。鼻炎・中耳炎既往。55才~糖尿病。 近医で汗疹と診断され、軟膏塗布するもどんどん悪化するので、先月、亀クリを受診しました。 鼻粘膜および咽頭扁桃の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 73才3ヵ月:IgE:230、杉2(0.83)、トリコフィトン1(0.54)、マラセチア・イネ科・カビ・ブタクサ・ダニ・HD・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-) AZM+オロパタジン+テルビナフィン内服、強酸性水消毒+テルビナフィンCr塗布で皮膚炎はやや薄くなりましたが、範囲はどんどん広がります。 と思ったら12/6~12/9の3日間39℃の高熱が出たら、すっかりきれいになってしまいました。 73才4ヵ月:IgE:2799、トリコフィトン2(2.98)、ビール酵母0.15、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 1ヵ月で数値上昇! 73才で一気にアトピー発症し、数値も急上昇。恐い恐い。 亀クリのAD初発最高年齢の77才は更新できませんでしたが、マイコプラズマや溶連菌罹患後に(スーパー抗原で)アトピー体質が暴かれてしまうのはよくあることです。 また、高熱や下痢の後にADがきれいになるのもよくあることです。 というよりも6ヵ月前に、皮膚炎ではなく高熱を出していれば、皮膚炎は出なかったろうね。73才で高熱39℃。◎。恐い恐い。 夏でもないのに汗疹?と診断? 治療しても良くなりません>< 高熱で良くなりましたヽ(^o^)丿 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月17日 01時18分19秒
コメント(0) | コメントを書く
[アトピー] カテゴリの最新記事
|