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カテゴリ:マイコプラズマ
「瞼と唇が腫れました」
「ハナノド赤いですね」 「中耳炎も繰り返しているんです」 「何なんでしょう?」 「寒冷と感染に伴う紅斑です」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 1才半から熱性痙攣・鼻炎・中耳炎のある3才の男の子。以前犬陽性・母の父杉ヒノキ花粉症、母蛾陽性、TP1名。 先週から鼻汁・咳嗽・全身カサカサがあり内服・軟膏塗布中だったが、2日前からアルコピアスキー場に行ったところ、全身ガサガサ掻痒、眼瞼部と口唇口角が真っ赤になったので亀クリを受診しました。 鼻粘膜と咽頭扁桃の腫脹充血と右ラ音を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 3才11ヵ月:IgE:13、犬1(0.56)、イネ科・杉・ダニ・HD・卵白・ミルク・小麦・大豆・蛾<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、鼻汁培養:H.influenzae(2+) 抗生剤アジスロマイシンAZM内服で良くなりましたが、2週間ほどで再燃し、またAZM内服が必要となってしまいました。 目ん玉お岩さんと唇タラコお化けまたは立体的な皮膚炎は、マイコプラズマが怪しいです。 AZMはマイコプラズマの特効薬ですが、不味いのと、月1回しか保険が利かないのが欠点です。恐い恐い。 え?。どうしてAZMは以前ジスロマックだったのに今はアジスロマイシンにメーカーが変わったのかって?。 以前はジスロマックのMR:Medical Representative:医薬情報担当者とメル友でしたが、ある日突然メールが通じなくなったので変えました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年02月08日 10時40分54秒
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