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カテゴリ:インフルエンザ
「あの後夜間救外でインフルエンザ抗原(-)でした」
「今日は検査させてください」 「マイコプラズマとIgEもしてください」 「マイコプラズマ(+)です」 生後1ヵ月からADあり、生後6ヵ月~1才1ヵ月まで除去食+インタールしていた6才の男の子。父花粉症母サバ蕁麻疹。 生後6ヵ月:IgE:16、ミルク1(0.45)、ダニ・卵白・小麦・米・ソバ・ピーナッツ・大豆・サツマイモ・桃・クルミ≦0.34 3才3ヵ月:IgE:278、ミルク3(5.62)、杉2(3.04)、バナナ2(1.16)、小麦2(0.89)、卵白1(0.38)、ダニ・HD・大豆・トマト・ジャガイモ≦0.34 3日前に鼻汁1週間の後熱発38.5℃して受診しましたが「CDTR-PI内服中」「発熱後3時間なのでインフルエンザの検査はしなくていいです」ムコダイン+ザジテンのみ処方しました。結局40℃に上昇、夜間救外でインフルエンザ抗原(-)だったようです。その後39℃が3日続いたので、亀クリ再受診しました。 軽度鼓膜発赤と鼻粘膜および咽頭扁桃の強い腫脹充血を認めましたので、お願いしたら、検査させてくださいました。RSV(-)インフルエンザ抗原(-)アデノ(-)。イムノカードマイコプラズマ抗体(+)。CRP1.69、WBC(Baso0.2、Eos0.0、Lymp15.7、Mono7.3、Neut76.8) 6才1ヵ月:IgE:417、杉5(65.3)、イネ科3(3.90)、ブタクサ2(3.33)、小麦2(1.80)、苺2(1.45)、バナナ2(1.38)、大豆2(1.34)、ミルク2(1.13)、鶏肉1(0.61)、卵白0.35、ヤマイモ0.27、HD0.19、ダニ<0.10 症状は、抗生剤AZM内服で良くなってしまいました。 インフルエンザウィルスは8時間で100倍、16時間で1万倍、24時間で100万倍に増えます。ある程度増えないと検査で陽性に出ないので、近くの病院では6~8時間経たないと検査しないようです。 亀クリでも、今シーズン2日連続検査して2日目に陽性が8名居ります。 しかし、他医で「早すぎる」あるいは「熱が無い」と断られて亀クリで陽性の児も居ります。昨年の最低体温インフルエンザは36.7℃、今年は35.7℃でした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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