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カテゴリ:気管支喘息
「咳とゼーゼーが治りません」
「ハナノド赤いですね」 「11月にマイコって言われたんです」 「ハナノド赤いですね」 「胸は?」 「気管支炎か喘息ですので吸入させてください」 昨年10月から鼻汁・咳嗽・喘鳴の続く1才6ヵ月の女の子。11月マイコプラズマ感染既往2/3中耳炎既往、母喘息 症状が5ヵ月間続くので亀クリを受診しましたが、37.0℃、SpO2:94%、鼻粘膜の強い腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大および胸部に喘鳴ラ音を聴取しましたので、鼻炎+扁桃炎+気管支炎(+喘息?)として「救記事に聴取するラ音は気管支炎か肺炎?」「呼気時に聴取する喘鳴は喘息?」「吸入で良くなった分が喘息」「吸入で良くならなかった分が気管支炎」と説明してメプチン吸入したら、呼吸音がよく入るようになりましたがSpO2:94%→95%、ラ音が残り、吸引で粘調鼻汁・タンが多量に取れました。 鼻汁培養でMoraxella sp.(3+)、Branhamella catarrhalis(1+)、H.influenzae(2+)を検出しました。 とりあえず、吸入+吸引3日間とAZM+プランルカスト+プルスマリンですっかり良くなりましたが、 母が喘息なので、2才過ぎても続くようならば、今後IgE検査や冷えと汚染の指導が必要となるかもしれません。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月19日 12時56分49秒
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