|
カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「マイザー効かないんです」
「これはカビですね」 「ステロイドの塗りすぎでしょうか?」 「もともとは糖尿病性の湿疹でしょうね」 4年前から糖尿病で内服開始、1年半前~皮膚の痒みにマイザーを塗っている62才の男性。他医を受診しましたが消風散+ネリゾナ無効で。 62才1ヵ月:IgE:311、黄色ブドウ球菌A0.46、ダニ・HD・カモガヤ・カビ<0.10 亀クリを受診しました。 どう診てもステロイド皮膚症:カビだらけ。でしたので、検査したら・・・ 62才2ヵ月:IgE:593、マラセチア2(0.83)、蛾1(0.54)、ビール酵母0.26、黄色ブドウ球菌B 0.11、ブタクサ・杉・ピティロスポリウム・トリコフィトン<0.10、TARC:10158、イムノカードマイコプラズマ抗体(-) やっぱりカビだらけでした。 強酸性水消毒+イソジン消毒しながら、マイザー(very strong)中止し、5倍弱いstrong(リンデロン、プロパデルム、メサデルム)試用中ですが、どんどん良くなっております。 もともと糖尿病で痒いだけのところに、必要もない超強力なステロイドを1年半も塗るなんて。恐い恐い。 本人も、もともとの「糖尿病のために痒い」ということを理解して、少し反省しているようです。飛騨の肉食オヤジの食生活は汚くて臭くて痒いからね。恐い恐い。 ステロイド皮膚症(カビ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月14日 00時47分10秒
コメント(0) | コメントを書く
[皮膚感染症・殺菌・消毒] カテゴリの最新記事
|