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カテゴリ:気管支喘息
「熱が下がったら咳が出るんです」
「喘鳴ラ音陥没呼吸があります」 「なんなんですか?」 「胸に音が入るということは気管支炎か喘息です」 「どっちなんですか?」 「吸入して消えたら喘息残ったら気管支炎です」 「吸入してください」 「すっかり消えました」 「ぜぜ喘息なんですか?」 「解熱剤使いませんでしたか?」 「4日間使いまくりました」 「アンヒバ喘息ですね」 5/22から5/25まで高熱、最高41.6℃あって坐剤4回/日を使いまくった1才8ヵ月の男の子。家族にアレルギーなし。 熱は下がったものの、昨日から咳嗽がひどいので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の強い腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大および胸部に呼気時の喘鳴と陥没呼吸を認めましたので「気管支喘息」を疑って、メプチン+インタール吸入したら、喘鳴・陥没は消失してしまいました。 喘息の吸入をして症状が消えてしまったので「喘息ですね」と言ったら、母はビックリ。 鼻汁:RSV(-)インフルエンザ抗原(-)、鼻汁培養:PSSP(1+) アトピーは「汚染」ですが、喘息は「汚染」+「冷え」です。アトピーを冷やすと喘息になります。 最も身体を冷やすのは解熱剤です。解熱剤の副作用は「低体温」と「喘息」です。熱は大切、解熱剤は良くない、減らす。ということを知っていればアトピーの児を喘息にせずに済みます。 ω6(n6)系の炎症性物質(獣食のアラキドン酸(AA)←油食のリノール酸もAAに変わるから同じ)をたくさん食べると、(AA)は発熱物質のプロスタグランジン(PG)赤に変わります。 高熱が出るとビックリして解熱剤(PG生合成抑制剤)で、PG(赤くて熱があって元気なカゼ)からロイコトリエン(LT:青くて冷たくてゼーゼーするカゼ)に方向転換してしまいます。 LTが気管支の受容体に作用して気管支の痙攣を起こすのが喘息ですが、喘息の薬(気管支拡張剤)は、対症療法(結果だけ薬で抑える)ですので、根本は変わっておりません。 予防薬のシングレア・キプレス・オノン(LT受容体拮抗剤)は少し手前を抑えているだけで、根本は変わっておりません。 一般的な母親は、病気の材料:炎症性物質(獣食油食)をたくさん食べさせて、熱が高く出ると、ビックリして解熱剤で方向転換して(PG赤→LT青)喘息にしてしまい、医者は対症療法のみ(わざと治さずに薬漬けにしている)というのが実態です。 喘息にしない秘訣は「冷え」と「汚染」対策(冷やさない・汚さない)です。 今回は、「肺炎球菌性気管支炎」の治療はなされず、解熱剤漬けで喘息にされてしまったのでした。解熱剤喘息。恐い恐い。 解熱剤中止しても良くならなかったら「血液検査」か「温める漢方」にするね。とお約束しましたが、その後来ません。純粋に「解熱剤の副作用によるアンヒバ喘息」でした。恐い恐い。 喘息は「冷え」と「汚染」毒多ぁは手書きで説明 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月01日 01時43分57秒
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