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カテゴリ:溶連菌
「眼と頬が赤いんです」
「溶連菌(+)ですので抗生剤内服してください」 「2週間後の尿検査は?」 「不安ならば来てください」 「どこでも必ず尿検査ですよね」 「よく観察してれば尿検査しなくてもいいです」 「・・・」 「お母さん熱心じゃないし」 「<`ヘ´>」 生後3ヵ月から顔・首に発赤ブツブツがあり、生後3ヵ月と1才8ヵ月に来たことのある3才の女の子。 1才8ヵ月:IgE:93、HD3(7.82)、卵白2(1.81)、ミルク2(1.39)、バナナ1(0.41)、小麦0.17、犬・大豆・トマト・ジャガイモ・サバ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 前回、血液検査後「3ヵ月後に再検査ね」と言ったはずでしたが、その後来ませんでした。 2週間前から眼・眼周囲・頬部の発赤があり、ザジテンを内服しても良くならないと、1年ぶりに、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の強い腫脹と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速検査(+)でした。 母が「2週間後の尿検査は?」と言いましたので「尿がまっ茶色じゃなくむくみが無ければ大丈夫」と言ったら「普通の病院では検査でしょ」と言うので「いいんじゃない?」「お母さん熱心じゃないから」と言ったら、怒りで、切れてました。もう来ないでしょう。恐い恐い。 腎炎は、溶連菌が腎臓に行くわけではありません。溶連菌と反応した免疫複合体が腎臓のフルイの目に詰まるのが2週間後ですので、免疫反応が1週間前に始まれば腎炎になるのは1週間後、免疫反応が1週間後に始まれば腎炎になるのは3週間後、ということになります。多くの腎炎は、先行感染が不明のまま発症し、溶連菌感染がはっきりしている場合はないと言われておりますので、母が、浮腫みと血尿をよく観察しているのが大切です。 きちんとした母は、毒多ぁのようなバカ医者には掛からず、いつものきちんとしたかかりつけ医に掛かるべきです。恐い恐い。 1年前はひどかったです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月21日 00時12分53秒
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