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カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「TELLLLL診てもらえませんか?」
「遠方は診てません」 「夜驚症で漢方が効かないんです」 「何を内服してるんですか?」 「越婢加朮湯です」 「それは効きませんね`´」 「漢方だけでも出してもらえませんか」 「旅の途中に立ち寄ったら診ることは可能です」 1才から陰茎陰嚢部カサカサ、3才から鼻炎、便1回/日、2・3年前から夜驚、イライラのあるA県N市の6才の男の子。陰部に馬油・紫雲膏(ごま油・豚脂)塗布、夜驚に越婢加朮湯を内服しても良くならず、毒亀ブログを見て電話してきました。 1才11ヵ月:IgE:322、HD2.40、ダニ2.10、胡麻1.21、猫1.70、犬・牛乳・卵白・大豆・小麦・卵黄・サバ・アジ・イワシ≦0.34 6才5ヵ月:IgE:1470、ダニ・HD1≧100、杉37.4、犬3.45、猫2.13、カモガヤ1.90、ヒノキ1.71、オオアワゲリ1.42、ブタクサ1.38、ヨモギ1.09、カビ0.25、ユスリカ0.16、蛾0.15 保険から「遠方は診ないように」言われておりますが、毒多ぁの嫌いな「越婢加朮湯」を内服しているとのことでしたので`´思わず「旅の途中で急患で診るのは可能」と言ってしまいました。 腹証が「小建中湯証」なので黄耆建中湯と補中益気湯を処方して、飲み比べていただきました。 翌日、黄耆建中湯を内服してから、夜驚が全く出ない、とのメールが来ました。めでたしめでたし。 え?、なぜ「越婢加朮湯」は嫌いなのかって?。 越婢加朮湯(石膏8.0痲黄6.0蒼朮4.0大棗3.0甘草2.0生姜1.0)はチャゲアス漢方です。毒多ぁは「チャゲアス」が嫌いなので、あまり処方したくありません。 麻黄:エフェドラ ≒ 覚せい剤 ≒ チャゲアスの入っている漢方は、ドーピング違反で危険です。その中でも越婢加朮湯は麻黄が6.0gも入っています。 チャゲアスの入っている危険な漢方は。越婢加朮湯6.0g、麻黄湯5.0g、神秘湯5.0g、意苡仁湯4.0g、痲杏甘石湯4.0g、痲杏意甘湯4.0g、五虎湯4.0g、麻黄附子細辛湯4.0g、葛根湯3.0g、葛根湯加川弓辛夷0.3g、小青竜湯3.0g、防風通聖散1.2g、五積散1.0g 毒多ぁは、必ず、「チャゲアスのファンですか?」と訊いてから処方します。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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