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カテゴリ:気管支喘息
「またゼーゼーするんです」
「鼻汁培養させてください」 「下痢もあるんです」 「とりあえずFOM内服して感受性検査で変更です」 7/27に肺炎で入院した、3才の男の子。 3日前から、38.0℃、鼻汁・咳嗽・喘鳴・下痢2~5回/日あり、病院受診したが良くならず、亀クリを受診しました。36.7℃、SpO2:100% 左鼻粘膜の腫脹充血と、軽度咽頭扁桃発赤腫大および軽度喘鳴ラ音を認めましたので、鼻汁培養のうえメプチン吸入しました。 鼻汁培養:PISP(1+):CTX(I)/CCL/CFDN/CFPN(I)/CDTR(I)/KM/GM/EM/CAM/CLDM/MINO/耐性、H.influenzae(1+):CLDM/FOM/耐性 吸入で改善しないので、SpO2:100%→97%、下痢でも飲める抗生剤(FOM)処方し、前回の話の続き、入院にならなければ処方するはずの黄耆建中湯も処方しました。 肺炎球菌は、耐性菌でしたので、感受性の良いAMPCに変更、夜泣きと寝汗が改善したので、黄耆建中湯継続としました。 やっぱり「夜泣き」と「寝汗」と「IgE低値の喘息」は冷え症だね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月10日 00時01分50秒
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