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カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「桂枝黄耆湯+当帰飲子内服してます」
「え?当帰飲子は冬の漢方ですよ?」 「どうすればいいでしょう?」 「カビでしょうね」 「検査してください」 生後からADで全身ガサガサの35才の女性。父乾燥肌。今夏7月から桂枝黄耆湯・当帰飲子で背部の発赤ガサガサ掻痒が悪化したので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 35才2ヵ月:IgE:946、ダニ4(26.2)、HD4(25.9)、マラセチア4(21.9)、ピティロスポリウム4(20.9)、カビ2(2.94)、杉2(1.57)、イネ科2(0.80)、黄色ブドウ球菌0.28、犬0.13、ヨモギ0.11、猫0.10、TARC:16367、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) AD+皮膚感染症(カビだらけ)と思われましたので、AZM+オロパタジン内服+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏から始め、今後イソジン消毒・カビ内服・カビ軟膏・・・いろいろ試していく予定です。 え?、漢方ですか?。当帰飲子は冬、冷えて、皮膚症状がひどくないのに痒みだけ強くなる、乾燥肌、皮膚掻痒症、の漢方薬なので、夏は合いません。桃核承気湯に変更しました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月14日 00時47分53秒
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