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2015年09月19日
カテゴリ：蕁麻疹・紅斑・紫斑
「唐辛子の検査をしてください」
「唐辛子という項目はありません」 「辛いものが苦手なんです」 「カプサイシンは毒物ですよ」 「･･･」 乳児期からAD･卵･小麦･陽性でスピラゾンを塗布していた12才の女の子･父ｲﾈ科花粉症･母金属ｱﾚﾙｷﾞｰ。 5才の時に検査希望で亀クリを受診しました。 5才9ヵ月：IgE:54､杉2(1.30)､ﾀﾞﾆ･HD･卵白･ｶﾋﾞ･大豆･ｲﾈ科･雑草･小麦･犬・ヤブカ･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･ﾋﾟｰﾅｯﾂ･ｼﾞｬｶﾞｲﾓ･胡麻･ｿﾊﾞ･猫･ﾄﾏﾄ･ﾋﾞｰﾙ酵母･蛾･ﾋﾉｷ･ﾊﾞﾅﾅ･ﾋﾟﾃｨﾛｽﾎﾟﾘｳﾑ･ﾄﾘｺﾌｨﾄﾝ≦0.34 その後、AD+皮膚感染症+鼻炎+喘息で時々受診しておりましたが、ADのほかにCSもあるようです。 柑橘系の石鹸で掻痒↑クラリス内服でトビヒ↓↑エタノール×イソジン×ラミテクト×亜鉛化チタン軟膏×アズノール軟膏×非ステ×重曹風呂×プロトピック×強酸性水〇ラベンダー〇黄耆建中湯〇桂枝伏苓丸 6才8ヵ月：パッチテスト：金･クロム･ホルマリン･(++)､銅･スズ･(+)､亜鉛･コバルト･パラジウム･(?+)､水銀･ニッケル･アルミニウム･フェノール･アクリルモノマー･コールタール･白金(‐) その後落ち着いておりましたが、鼻汁と皮膚掻痒あり、5年ぶりに血液検査に来ました。 12才2ヵ月：IgE:706､杉5(67.1)､ｲﾈ科3(9.82)､ﾏﾗｾﾁｱ2(1.40)､ｼﾗｶﾝﾊﾞ2(0.73)､雑草0.27､ｱｼﾅｶﾞﾊﾞﾁ0.23､HD0.12､犬0.12､ﾀﾞﾆ･猫＜0.10､TARC359､ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+) 唐辛子のカプサイシンは、交感神経を刺激して脂肪を真っ赤に燃やすほどの猛毒です。普通の人には脂肪を燃やすサプリメントですが、アレルギーがある人には炎症症状を真っ赤に燃やす(胡椒のピペリンの100倍)猛毒です。 アレルギー点眼薬の臨床試験に使う結膜炎マウスは、カプサイシン点眼で眼を真っ赤にしてキーキー言います。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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