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カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「イライラするのでアリナミン注射してください」
「ミミハナノド真っ赤でお臍の脇がドキドキしてますね」 「何なんですか?」 「ストレス+マイコプラズマ(+)です」 「どうすればいいですか?」 「AZM+加味逍遙散はいかがでしょうか?」 「良くなりました」 陽痛・倦怠・不眠・イライラの良くならない29才の女性。職場の同僚に相談したら、アリナミン注射とプラセンタ注射を勧められたので、亀クリを受診しました。 生理痛・生理不順が強いとのことでしたので、腹証を診たら、腹部大動脈の拍動(臍上悸)と臍下の圧痛(於血)を認めました。 また、鼓膜発赤と強い鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 29才9ヵ月:IgE:1054、蛾3(6.84)、ダニ2(2.33)、杉0.21、ブタクサ0.10、イネ科<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、AZM+フェキソフェナジン+加味逍遙散内服で、良くなってしまいました。 腹部大動脈がドキドキしているのは(臍上悸)ストレス下にありますので、柴胡剤(免疫力を高める漢方)の適応になります。 亀クリで処方する柴胡剤(免疫力を高める)といえば、夏バテには漢方のバイアグラ「補中益気湯」。慢性扁桃炎には「小柴胡湯加桔梗石膏」。ストレスによる胃炎には「六君子湯」。頭のいかれた人には「柴胡加竜骨牡蠣湯」。生理の前後にキーッとなる(月経前症候群)にはヒステリーオバさん漢方「加味逍遙散」。 20代で、ヒステリーオバサン漢方「加味逍遙散」効いたら。困るよね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月28日 01時44分19秒
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