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カテゴリ:蕁麻疹・紅斑・紫斑
「2週間前からボロボロが治らないんです」
「ハナノド赤いですね」 「皮膚病じゃないんですか?」 「紅斑・カゼボロです」 「AZM内服効きません」 「マイコプラズマ(+)です」 「早く治してください」 「MINO点滴します」 2週間前から全身発赤ガサガサブツブツが治らない62才の男性。 リンデロン塗布が効かず、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血をと咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、感染に伴う紅斑またはアトピー性皮膚炎として、AZM+エピナスチンを処方しましたが、効きません。 血液検査をお願いしたら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 62才8ヵ月:IgE:3、ダニ・HD・杉・イネ科・ブタクサ・蛾・黄色ブドウ球菌<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、MINO+タチオン+デカドロン点滴で良くなりました。 蕁麻疹・紅斑・紫斑・は皮膚病ではありません。皮下の血管に起きるアレルギーですので、軟膏はあまり効きません。 また、溶連菌は抗生剤が効きやすいですが、マイコプラズマは抗生剤が効きにくいです。恐い恐い。 感染に伴う紅斑(飛騨ではカゼボロ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月13日 01時08分24秒
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