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カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「5月頃に虫に刺されてから悪化しました」
「虫は居ましたか?」 「虫は見ませんでした」 「カビっぽいですね」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 5月下旬に下肢の発赤ブツブツ掻痒があり、皮膚科で「虫刺され」と言われて軟膏を塗布したが治らず、転医したが、処方された抗生剤(CFPN-PI)で悪化し、先月から顔と腕にも発赤ブツブツが拡大した、9才のサッカー少年。父鼻炎。 知人に勧められ、亀クリを受診しましたが、鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(±)イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 9才4ヵ月:IgE:621、杉4(31.8)、マラセチア1(0.40)、カビ0.16、イネ科0.12、ダニ・HD・ブタクサ・蛾・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC702、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状は、AZM内服+強酸性水消毒+ビーソフテン保湿+ケトパミンcr+テルビナフィンcr塗布で良くなってしまいました。 サッカーストレス+溶連菌+マイコのトリプルパンチ。恐い恐い。 虫は見なかった虫刺性皮膚炎?⇒AD+皮膚感染症 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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