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カテゴリ:蕁麻疹・紅斑・紫斑
「眼が開かないんです」
「ミミハナノド赤いですね」 「皮膚科の薬が効かないんです」 「溶連菌迅速(+)マイコプラズマ(+)です」 「すぐに良くしてください」 「点滴します」 生後2ヵ月から喘息、7才から皮膚炎のある12才の男の子。母喘息。猫1名犬3名。 7才8ヵ月:IgE:90、イネ科・雑草・カビ・シラカンバ・杉・ダニ・HD・猫・犬・黄色ブドウ球菌≦0.34 昨日から顔の発赤カサカサ・眼瞼腫脹があり、皮膚科に行ったがどんどん悪化するので、亀クリを受診しました。 鼓膜と咽頭扁桃の軽度発赤および、鼻粘膜の強い腫脹充血を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 眼ん玉面お岩さんはたいていマイコですが、今回はマイコ+溶連菌のダブルパンチでした。今週ダブルパンチは全員点滴です。 症状はMINO+タチオン+デカドロン点滴+CFPN-PI+タリオン内服+フシジンレオ+アクロマイシン+ラベンダー軟膏で良くなってしまいました。 数値が低く、隠れ型のADと思われましたが、兄の数値を見たら(IgE:2499、ダニ764.0、HD683.0、イネ科8.71、杉7.09、ヒノキ4.39、ジャガイモ3.09、トマト3.03、胡麻2.94、米2.92、ソバ2.82、穀物2.76、小麦2.65、 ピーナッツ2.60、大豆2.60、黄色ブドウ球菌2.48、トウモロコシ2.43、犬2.41、バナナ2.31、雑草2.28、食物2.20、カビ・ピティロスポリウム・卵白・ミルク・トリコフィトン≦0.34)、重症?でした。 兄の数値が参考になるね。恐い恐い。 AD+皮膚感染症 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月18日 01時37分00秒
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