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カテゴリ:アトピー
「妊娠したら悪化しました」
「妊娠ずると必ず悪化します」 「???」 「生理が止まりますので」 「つわりの問題もあります」 「?検査してください」 20才頃の汗疹から始まり~全身のAD発赤ガサガサ↑が治らず京都のHP受診、 27才頃にG市帰省し通院~AD↓、2年前に妊娠で全身AD悪化↑。ステロイド(プロパデルム)を塗布している31才の女性。鼻炎・喘息・既往・ペニシリン系×金属×、母花粉症、弟AD、授乳中、実家に犬1名ずつ。 なぜか亀クリを受診しましたが、軽度鼓膜発赤と鼻粘膜の強い腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 31才3ヵ月:IgE:1552、ダニ6(345.0)、HD6(301.0)、杉4(21.5)、マラセチア2(3.23)、犬2(1.52)、カビ1(0.58)、ブタクサ1(0.57)、黄色ブドウ球菌0.31、ピティロスポリウム0.22、イネ科0.17、TARC:875、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) もともとの重症AD+皮膚感染症対策+母子セットで管理が必要そうでしたので、とりあえず、強酸性水消毒+イソジン消毒+ラベンダー軟膏+ハンガリアンウォーターを処方して、ぼちぼちやる説明をしました。 皮膚の毒素(於血)は肝臓⇒便、子宮⇒経血で、デトックスされるので、生理が止まると悪化する。生理が始まっても良くならなければ駆於血剤を試用する。 つわりは、毒素(アレルゲン・汚染物質・炎症性物質)の受け渡しなので、ADの児を産んだら母のADはすっかりきれいという場合もあるが、今回は母が「毒素は私が引き受けるわ!」「自分のステロイド軟膏くらいなんでもないわ!」で、児はADがなくてラッキーと考えるべき。 つわりは、胎児にとって一番悪いものが欲しくなって悪い児を産んでしまう罠。今回は妊娠中悪いものに嵌らなくて良かったね。 などといい加減な説明でスルーしちゃいました。恐い恐い。 妊娠で再び全身AD↑↑ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年12月18日 01時25分26秒
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