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カテゴリ:溶連菌
「クループって言われました」
「声帯のカゼですね」 「大丈夫でしょうか?」 「溶連菌(+)です」 生後1ヵ月から乾燥肌で、3ヵ月からワセリン、4ヵ月皮膚科でキンダベート+プロペト、パルデスローションを塗布している3才の女の子。父小児喘息、母の父AD、母の妹AD。 生後6ヵ月に亀クリを受診しましたが、診るからにAD+皮膚感染症でした。 鼻汁培養:MSSA(1+) 1時間食事指導し、除去食+インタール開始しました。 生後6ヵ月:IgE:29、卵白3(6.14)、ミルク2(1.90)、ダニ・小麦・ソバ・ピーナッツ・大豆・エビ・サバ・バナナ<0.10 生後10ヵ月:IgE:177、オボムコイド5(57.0)、卵白4(37.5)、ミルク4(20.4)、クルミ3(7.43)、卵黄2(3.17)、大豆2(1.54)、胡麻0.29、リンゴ0.12、小麦・トマト・ジャガイモ・鶏肉<0.10、TARC:3471 生後11ヵ月~除去食+インタール再開始。 1才3ヵ月:IgE:237、オボムコイド5(54.3)、卵白4(25.5)、ミルク3(13.0)、チーズ3(10.0)、卵黄2(2.86)、HD2(2.61)、大豆2(1.10)、アジ2(0.84)、米0.14、小麦0.10、鶏肉・豚肉・牛肉・イカ<0.10、TARC:869 ~低アレルギーミルク試用 ~その後蕁麻疹・喘息発症 1才10ヵ月:IgE:206、ダニ4(23.3)、HD4(20.9)、オボムコイド3(12.2)、卵白3(9.99)、チーズ3(6.76)、ミルク3(6.61)、卵黄2(1.41)、アジ2(1.37)、大豆1(0.36)、小麦0.19、桃0.11、イクラ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 2才5ヵ月:IgE:190、ダニ4(27.0)、HD4(25.6)、卵白3(6.21)、オボムコイド3(4.44)、チーズ3(4.21)、ミルく3(3.56)、卵黄2(1.40)、クルミ2(0.77)、アジ1(0.45)、大豆0.19、小麦・ホタテ・杉・イチゴ・キウイ<0.10、TARC:1965、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 昨夜から咽頭痛・鼻汁・喘鳴・呼吸苦あり救外受診。吸入でSpO2:94%→95%。クループ症候群の診断で、翌朝亀クリ受診37.2℃、SpO2:98% 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 症状はLTRA+β2に、抗生剤CFPN-PI内服追加したら、さらに良くなってしまいました。 呼吸困難を起こす。溶連菌のスーパー抗原。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月20日 00時08分44秒
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