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カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「左眼が治らないんです」
「ハナノド赤いですね」 「お漏らしでおしりかぶれが」 「胸に喘鳴が聴取されます」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 「またぶり返しました」 「溶連菌迅速(+)です」 8月頃におもらしで?臀部大腿部肌荒れがあり、9月頃脂っこい料理で?左眼腫脹疼痛があり、治らない4才の男の子。母杉花粉症。 S県の病院での小建中湯+タリビッド眼軟膏+ココナッツオイルでは治らないので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の強い腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大および軽度喘鳴と臀部に粟粒大の小発赤疹を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 4才0ヵ月:IgE:128、HD4(37.1)、卵白0.18、ジャガイモ・杉・ミルク・大豆・イネ科・サバ・小麦・エビ<0.10、TARC:439、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) AZM+カルボシステイン+プランルカスト+セチリジン塩酸塩+黄耆建中湯内服+強酸性水消毒+保湿ヒルドイドでかなり改善しましたが、良くなりきらないので、のどの検査。 4才1ヵ月:溶連菌迅速(+) 抗生剤CDTR-PI内服追加しましたが、やや良くなる程度なので、AMPC内服に変えたら、目もハナもノドも皮膚も、3ヵ月ぶりに、すっかりきれいです。 え?、なぜ小建中湯 ⇒ 黄耆建中湯に変えたのかって?。 冷え症だけならば「小建中湯」で十分ですが、「黄耆」が加わると免疫力がアップし、「発疹びらんなどの皮膚症状を伴う場合」や「創傷治癒の遷延化や慢性化膿巣のある場合」には、自然経過が速まります。 亀クリでは「黄耆建中湯」を「耳鼻科離脱漢方」と呼んでます。恐い恐い。 小建中湯 ⇒ 黄耆建中湯 溶連菌+マイコ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月25日 00時06分02秒
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