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カテゴリ:溶連菌
「年末に救外で薬疹って言われました」
「抗生剤中止で良くなりましたか?」 「良くなりません」 「薬疹というより紅斑ですね」 「溶連菌ですか?」 「溶連菌(+)です」 「抗生剤は?」 「効いてないのでAMPC変えます⇒CFPN-PI」 生後6ヵ月頃に頬の発赤カサカサで検査したことのある2才2ヵ月の男の子。パピヨン1名。 生後6ヵ月:IgE:6、卵白1(0.44)、犬・ミルク・小麦・胡麻・大豆・エビ・トマト・リンゴ・バナナ<0.10 1才11ヵ月にナッツ入りパンを食べたら?体部に発赤疹が出たとして受診しました。 1才11ヵ月:IgE:27、卵白0.32、小麦0.18、アーモンド0.17、ピーナッツ・ダニ・ミルク・大豆・リンゴ・犬・バナナ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(±)、溶連菌迅速(-) 2才1ヵ月に鼻汁・咳嗽・嘔吐・39.9℃で受診しました。 2才1ヵ月:溶連菌迅速(+)~CDTR-PI内服 4日後12/18に鼻汁・咳嗽・37.1℃・改善せず再診しましたが、AMPC内服に変更。 さらに1週間後(12/25)に、全身発赤疹↑、12/30病院で「薬疹」と言われたとのことでした。 本日、亀クリを受診しましたが、体部の粟粒大の小発赤疹は、診るからに「溶連菌」なので、再検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 薬疹というよりも、抗生剤が効いていなかったということですので、CDTR-PI ⇒ AMPC⇒ CFPN-PIに変更したら、やっと良くなりました。 薬は、薬効よりもやっぱり相性だね。恐い恐い。 薬疹というより紅斑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月12日 23時10分28秒
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