|
カテゴリ:食物アレルギー
「イクラを食べたら熱が出たんです」
「インフルエンザ抗原(-)です」 「イクラは?」 「次回の血液検査でイクラも検査しましょう」 生後3週~目から顔>体部発赤ガサガサに日赤でキンダベート+プロペトを塗布していた1才7ヵ月の男の子。母花粉症・兄卵アレルギー 生後8ヵ月にマヨネーズで真っ赤になり、亀クリを受診しました。 生後8ヵ月:IgE:60、卵白3(5.20)、オボムコイド2(2.30)、小麦2(2.03)、ミルク2(1.87)、卵黄2(1.35)、大豆2(1.06)、鮭0.31、HD・豚肉・ジャガイモ<0.10 鼻汁培養:H.influenzae(1+)、PSSP(1+) 除去食+インタールはあまり続きませんでした。 生後11ヵ月:IgE:90、卵白3(10.4)、オボムコイド2(3.45)、ミルク2(2.48)、小麦2(1.76)、卵黄2(1.70)、大豆2(0.73)、ピーナッツ2(0.72)、サバ1(0.55)、カレイ1(0.48)、胡麻1(0.44)、リンゴ0.13、ダニ0.11、エビ<0.10 秋口から寒くなると口唇と手指が紫色になるので受診。 1才3ヵ月:IgE:167、卵白3(9.44)、オボムコイド2(3.47)、ミルク2(2.95)、チーズ2(2.17)、卵黄2(1.48)、小麦2(1.23)、アジ2(0.87)、大豆1(0.48)、胡麻1(0.35)、バナナ0.17、エンドウ0.15、鶏肉0.11、インゲン0.11、牛肉<0.10、溶連菌迅速(±) しばらく来ませんでしたが 昨夜イクラを食べたら2時間後に38.6℃熱発したので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、インフルエンザ抗原(-)でした。 CFPN-PI+ケトチフェン処方。除去食+インタール再開のうえ、次回の検査で「イクラ」としました。魚卵は卵黄とほぼ同じ蛋白(ホスビチン・リポビテリン)なのにね。恐い恐い。 頬とトビヒはやっぱり卵 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月28日 18時41分19秒
コメント(0) | コメントを書く
[食物アレルギー] カテゴリの最新記事
|