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カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「アセモが治らないんです」
「汗かき症ですか?」 「汗はかきません」 「皮膚感染症ですね」 「アトピーの検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 11月頃から全身ガサガサの1才の男の子。近医で「アセモ」と言われたそうです。 汗はかかない児なので、アレルギー検査希望で受診しました。 診るからに皮膚感染症なので、血液検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 1才4ヵ月:IgE:38、卵白0.17、サバ・胡麻・ピーナッツ・ジャガイモ・ソバ・ミルク・大豆・小麦・ダニ<0.10、TARC:1896、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+)、H.influenzae(1+) とりあえず、AZM内服+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏で経過観察中です。 アセモは接触皮膚炎(かぶれ)です。汗をかく時期と部分にだけ炎症が起き、汗を取り除けば、すぐに良くなってしまします。 冬のアセモは、暖房器具などで温まりすぎて発汗したときには、診られないことはないですが、汗かかなければすぐに消えます。恐い恐い。 冬なのに汗疹? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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