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カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「ステロイドやめて馬油塗っています」
「AD+皮膚感染症・カビバイ菌だらけです」 「馬油は?」 「意味ありません」 「検査してください」 「マイコプラズマ(+)です」 小学校1年の時に無菌性髄膜炎でHD陽性だったことのある14才の男の子。父秋花粉症。 昨年夏から全身ガサガサでステロイド塗布していたが、恐くなって中止し、馬油を塗っているそうです。 本日は血液検査希望で受診しましたが、鼻粘膜が真っ赤で全身発赤ガサガサは、どう診ても重症AD+皮膚感染症でしたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 14才0ヵ月:IgE:1628、ダニ5(86.2)、HD5(72.2)、杉4(41.3)、黄色ブドウ球菌2(2.76)、猫2(2.42)、マラセチア2(1.75)、犬1(0.38)、イネ科0.24、カビ0.18、ブタクサ0.17、ピティロスポリウム0.13、TARC:4261、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 14才で初めての検査は、重症アトピー+カビバイ菌だらけと知って母は、びっくり。 馬油には全く塗る意味も薬効もないことを説明し、カビバイ菌対策を開始していただきました。 え?。馬油には存在価値はないのかって?。まったくありません。ただし馬アレルギーがあったら中止です。恐い恐い。 AD+皮膚感染症 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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