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カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「ゆっくり話がしたくて来ました」
「ゆっくり話はできません」 「知人にそう言われたんです」 「カビっぽいですね」 「慢性湿疹って言われました」 「臍上悸(+++)今年No.1です」 「なんなんですか?」 「ストレスです」 「漢方処方してください」 「柴胡剤処方します」 「柴胡剤?」 昨年12月20日頃から首~上肢に発赤ガサガサがあり、ステロイド(アンフラベート:very strong)を塗布しているN市の47才の女性。 47才4ヵ月:IgE:27、スギ・ヒノキ・ダニ・HD・食物・穀物・動物上皮・カビ<0.10 知人に唆されて、亀クリを受診しましたが、全体にカビっぽく、腹証で臍上悸(+++)でしたので、「冷え症・気うつ・の体質」で、おそらく「更年期アトピー+皮膚感染症」と説明して、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 47才5ヵ月:IgE:23、マラセチア・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC:385、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、Hb10.9、Ht34.4、MCV83、Fe16、UIBC453、フェリチン6.7 すぐに良くしてほしい+体質改善したい。という虫のよいご希望でしたので、MINO+タチオン+デカドロン点滴+AZM+セチリジン内服+強酸性水消毒+ラベンダー軟膏+レスタミンコーチゾン塗布の後、加味逍遙散+補中益気湯開始しました。 腹証で臍上悸(さいじょうき:腹部大動脈がドキドキ)は、気の滞りで、柴胡剤の証です。 柴胡剤で、最も使いでがあるのが「補中益気湯」免疫力を高めて治癒力がアップします。寝たきり婆ちゃん♀も爺ちゃん♂も立ち上がります。 子宮の冷えたヒステリーオバサンには「加味逍遙散」効いたらヒステリーか更年期決定です。 ストレスが胃に来る人には「六君子湯」。ノドに来る人には「小柴胡湯加桔梗石膏」。太鼓腹の毒多ぁには「大柴胡湯」でした。恐い恐い。 AD+皮膚感染症 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月13日 00時29分23秒
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