|
カテゴリ:季節・自然・飛騨・風土・風習
「今朝キナコおはぎで眼球がゼリー状に腫れたんです」
「蕁麻疹ですね」 「あぶらえが付いていたかもしれないんです」 「あぶらえという検査項目はありません><」 「鼻の詰まりもひどいんです」 乳児期から、耳切れ、四肢体部ガサガサ、鼻炎で、時々受診する9才の男の子。あぶらえ除去中。両親鼻炎。 2才9ヵ月:IgE:472、ダニ5(68.1)、HD5(56.5)、胡麻3(5.95)、卵白2(1.35)、杉2(0.85)、ヒノキ2(0.78)、犬1(0.65)、バナナ1(0.39)、カビ・トウモロコシ・小麦・大豆・ミルク・オレンジ・イチゴ・黄色ブドウ球菌・トマト・エビ・イネ科・チーズ・ピーナッツ・ジャガイモ・イカ・サバ≦0.34 7才2ヵ月:IgE:2082、ダニ6(407.0)、HD6(396.0)、杉6(286.0)、ヒノキ4(45.6)、胡麻3(4.17)、イネ科2(1.50)、ブタクサ2(1.09)、シラカンバ2(0.86)、ヨモギ2(0.83) 8才11ヵ月:IgE:1716、ダニ6(430.0)、HD6(352.0)、杉5(66.4)、ヒノキ3(16.3)、黄色ブドウ球菌2(2.28)、マラセチア2(0.75)、イネ科1(0.68)、シラカンバ1(0.37)、ブタクサ0.32、ヨモギ0.26、カビ0.17、ピティロスポリウム0.15、トリコフィトン0.14、TARC:483 今朝、お彼岸のキナコおはぎを食べたら、眼がゼリー状に腫れたそうです。 9才11ヵ月:IgE:1408、ダニ6(317.0)、HD6(296.0)、杉5(67.5)、ヒノキ4(18.6)、黄色ブドウ球菌2(1.51)、胡麻2(1.20)、イネ科2(1.00)、マラセチア1(0.65)、インゲン1(0.44)、犬1(0.42)、バナナ1(0.37)、大豆1(0.35)、卵白0.34、シラカンバ0.29、ブタクサ0.24、ヨモギ0.21、蛾0.11、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 鼻粘膜の腫脹充血もありましたので、強ミノC+デカドロン静注をしました。 亀クリでは、「荏胡麻(飛騨では油荏あぶらえ)」でショックを起こすエゴマ(あぶらえ)・ アレルギーは、8名おりますが、学校から「血液検査」と言われると困ります。項目にありません。 アレルギーの検査項目は、世界中の普通の人が食べる、グローバルスタンダードです。エゴマなんて常時食べるのは、飛騨人しかおりませんので、検査項目にはありません。恐い恐い。 飛騨の食べ物には、おはぎでも、五平餅でも、胡麻よごしでも、クルミ和えでも、隠し味に、こそっと、えごま(あぶらえ)を混ぜるのが、文化です。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月23日 14時06分10秒
コメント(0) | コメントを書く
[季節・自然・飛騨・風土・風習] カテゴリの最新記事
|