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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2016年03月29日
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「蓄膿が治らないんです」
「いびきは?」
「ヒドイです」
「耳鼻科は外科系なので切るところですよ」
「ムコダインしか出されません」
「マイコプラズマ(+)です」
 昨夏に背部汗疹で受診した時に、鼻粘膜腫脹充血がひどく、パンが好きで、母AD既往あり、「この児は汗疹よりもイネ科のアトピーが疑われますのでいずれ血液検査を」と説明したことのある7才の男の子。
 本日「耳鼻科に蓄膿で通っているが治らない」として受診しました。
 鼻粘膜の強い腫脹充血を認めましたので「いびきは?」と訊ねたら「くしゃみといびきがひどい」とのことでしたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。
 7才7ヵ月:IgE:787、HD6(200.0)、ダニ6(196.0)、杉5(58.7)、ヒノキ3(5.84)、イネ科2(3.13)、シラカンバ2(2.40)、ブタクサ2(2.11)、蛾2(0.77)、カビ0.11、黄色ブドウ球菌<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)
 症状は、AZM+フェキソフェナジン+プランルカスト+カルボシステイン内服で、すっかり良くなってしまいました。
 蓄膿は病名ではありません。「膿が溜まっていますよ」という状態名です。
 膿性鼻汁(飛騨弁では「どんばな」)が出てしまえば病気ではありません。
 溜まる原因には
1.アトピー性:アレルギー性鼻炎で鼻粘膜が腫れると(アレルゲン入ってこないでね)鼻閉。出る方もストップしますので。アレルギー対策。
2.冷え・虚弱:熱を出してバイ菌を殺す力がない。外に向かって出す力もない。冷え症対策。
3.ペリアクチン:抗ヒスタミン剤は、ピタッと止めて見栄えは良いが、長引きます。
4.耐性菌など:耐性菌やマイコプラズマなど、抗生剤の選択の有無。
 耳鼻科は外科系ですので、外科処置しかしません。内科的な作戦会議は困難です。
 耳鼻科が「通ってね」というのは「切るタイミングをじっと見極め続けます」ということです。恐い恐い。







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最終更新日  2016年05月04日 15時52分37秒
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